理想的な振動子保護対策を考える今回はエレキに振動子を取り付ける際に必要な 振動子ガードについてあれこれ考えてみたいと思います。

振動子の故障は魚探のトラブルの中でも多い故障の一つです

エレキに着ける振動子は最近どんどん高価になってきています。

よくある故障個所とその原因と理想的な振動子ガード方法を考察します。

【故障個所1】
振動子取付部の破損

これは振動子を取り付けている部分が破損して使えなくなった振動子です。

故障原因

通常トランサムに振動子を付ける場合はブレイクアウェイシステムで
前方や後方の衝撃は振動子を跳ね上げて吸収して振動子を守ります。

しかしこのブレイクアウェイシステム方式はエレキ取付では動作しません。

対策

エレキに着ける場合最低前方からの衝撃から守る仕組みは必要です

エレキ取付の場合モーター前に振動子を付けます

したがって前方 側面 下方からの衝撃から振動子を守る構造にすることは必須です

 

【故障個所2】
振動子ケーブルの破損

振動子を完全に防御していても振動子のケーブル破損も起きます。
根元からケーブルが抜けたら高価な振動子もほとんどの場合修理不能です

故障原因

振動子はその形状上 ケーブルと振動子とエレキの間に隙間ができます。
障害物がケーブルに引っかかってケーブルにかかった張力が直接振動子にかかると根元からケーブルが抜けて破損します。

対策

理想は振動子とケーブルの接続部が保護されて露出しない構造の振動子ガーが必要です。

振動子の根元の前にケーブルを別の場所で止めて張力の作用点をずらすことが必要です。そうすると根元で抜けずに振動子ケーブルが切断されます。ケーブルの切断は修理可能です。
ケーブル切断の場合は修理をご依頼ください 修理依頼はこちら

【故障個所3】
振動面の破損

意外に振動子ガードを付けていて多いのが振動子底面の故障です

故障原因

フィールドで接岸したときエレキをアンカー代わりに使うのは日常茶飯事ですがこの時エレキのスケグの次に地面につくのが振動子面です。そのためたまたま石があっただけで壊れます

対策

理想は振動面の横にバンパーのように突き出て振動面の前に地面や岩にあたる構造が望ましいです

【故障個所4】
振動子側面の破損

意外に起きる破損です。振動子の横に傷がある場合は要注意

故障原因


最近2周波数はおろか4周波数というHDI振動子が普及してきました。このような高性能多周波数周波数は2インチ以上の振動子コアが必要でその結果振動子幅は最低50mmはあります。
幅広の振動子が増えた結果振動子の側面がエレキののマウントとぶつかるケースが増えました。また、シャローに入った時、アンカー代わりに使うと振動子側面が地面に当たります。

振動子は縦方向に運動するため横からの衝撃には非常に弱いです。

対策

側面を包み込む形状の振動子ガード装着が理想です

このようにして振動子の破損の強度的要素をまとめてみました。
ここで上げた対策どれだけ施されているかをみるとどれが強度的に理想的な振動子ガード対策といえます。しかし、時に振動子ガードはノイズを誘発することが在ります。
ノイズを誘発しない振動子ガードとについてさらに述べてみたいと思います
■ノイズを誘発しない振動子ガードとは

【磁気ノイズ】
振動子ガード素材が磁気ノイズの発生源

原因
振動子は超音波を受信したときに微弱な電気を発生します。振動子ガードが磁気を帯びる磁性体だとエレキの磁気が振動子に電磁誘導を起こして影響を及ぼすことがあります


対策
非磁性体素材で作るのが望ましい。アルミ ステンレス 砲金 プラスティックが有効

【共振ノイズ】
振動子ガード形状が振動子の振動面と並行だと起きる共振現象から発生ノイズ

原因
振動子は超音波を発信するとき水面と平行に振動します。振動子ガードのデザインが振動面と平行の面が大きかったり、振動子を囲い込むと、太鼓の胴のように共振して、画面を塗りつぶしたようなノイズが出ることが在ります

対策
振動子ガードのデザインが振動面と垂直になっているデザインで囲い込まれていないデザインがノイズを誘発しにくいです

【ボトムロスト】
振動子の受信が途切れる現象

原因

振動子ガード形状が水を受ける形状だとエア噛みが起きることから振動子の受信が断続的に途切れることが原因

対策
振動子ガードのデザインが振動面と垂直になっていて水を受けないデザインが理想

■振動子ガードコレクション現在一般に出回っている振動子ガードを集めてみました

Transducer Shield and Saver TM
税抜10000円

■衝撃対策
前方○側面×下方×
■保護
ケーブル○取付部○
■ノイズ
磁気○共振○エア噛み○

6/8点 下方側面が弱いのが難点 ラダー効果がありエレキの直進性がます。

Transducer Shield and Saver Shields
税抜6000円

■衝撃対策
前方○側面△下方×
■保護
ケーブル×取付部○
■ノイズ
磁気○共振Xエア噛み○

4/8点 下方が弱いのが難点 共振ノイズも気を付けて

HONDEX
税抜3800円

■衝撃対策
前方○側面、○下方×
■保護
ケーブル×取付部○
■ノイズ
磁気○共振△エア噛み○

5.5/8点 下方が弱いのが難点 ケーブル破損が多い まれに共振ノイズが出ます

■衝撃対策
前方○側面×下方○
■保護
ケーブル×取付部○
■ノイズ
磁気○共振○エア噛み×

5/8点 下方側面とケーブルとエア噛みに弱いのが難点

LOWRANCE
純正HDI湖振動子カバー
2800円税別

■衝撃対策
前方○側面○下方×
■保護
ケーブル×取付部○
■ノイズ
磁気○共振○エア噛み○

6/8点 下方側面とケーブルとに弱いのが難点

PLUSGAIN 振動子ガード T-BUMPER 
税抜3600円

■衝撃対策
前方○側面○下方○
■保護
ケーブル○取付部○
■ノイズ
磁気○共振○エア噛み○

8/8点 ラダー効果があり、エレキ操舵を重くする必要がある。

■理想的な振動子ガード対策とは

強度的対策
振動子取付部の破損対策
前方だけでなく 側面 下方からの衝撃から振動子を守る構造にすることは必須です振動子ケーブルの破損対策

理想は振動子とケーブルの接続部が保護されて露出しない構造の振動子ガードが必要です。

振動子の根元の前にケーブルを別の場所で止めて張力の作用点をずらすことが必要です。

振動面の破損対策

理想は振動面の横にバンパーのように突き出て
振動面の前に地面や岩にあたる構造
が望ましいです

振動子横側の破損対策
側面を包み込む形状の振動子ガード装着が理想です

ノイズ対策

【磁気ノイズ】
非磁性体素材で作るのが望ましい。アルミ ステンレス 砲金 プラスティックが有効

【共振ノイズ】
ガードのデザインが振動面と垂直になっているデザインで振動子を囲い込まれていないデザインがノイズを誘発しにくいです



【ボトムロスト】
ガードのデザインが振動面と垂直になっていて水を受けないデザインが理想

総括

振動子ガードはいろんな形状のものが出てます
これまでもいろんなものを使ったり、作ったりしてみましたが、今回まとめてみるとどういうものがより理想的なものなのかイメージが広がります。
振動子ガードは、前方からの衝撃に強いかどうか強度的に強いかどうかを語られがちですが、前方だけでなく 下方 側面からの衝撃を守れることが重要です。エレキに着ける振動子は最近どんどん高価になってきています。振動子自体が無事でもケーブルが破損して、振動子が全損することが多いです。ケーブルを保護できるよう 接続部を覆う ケーブル固定点を増やして張力の作用点を根元からずらすことはタイラップがあればできることですのでぜひ対策してください

■BOTTOM HOUS
3分チューニング
振動子ケーブル保護編

タイラップでケーブルと振動子ガードを止めます。

たったこれだけで、ケーブルが引っかかった時にその張力はタイラップにかかって振動子とケーブルの接続部は保護されます。
高価な振動子を買いなおす必要がありません。最悪でも根元で抜けずに振動子ケーブルが切断されます。ケーブルの切断は修理可能です。
ケーブル切断の場合は修理をご依頼ください 修理依頼はこちら

振動子ガード T-BUMPER 
HDI湖沼振動子対応版 
税抜3600円 購入はこちら振動子ガード T-BUMPER は前方はもちろん、側面 下方 後方からの衝撃から振動子を守るように設計されています。

加えて、振動子ガードを付けることによって生じるノイズ問題にも対策がなされています。 このT-BUMPERをカスタマイズしてHDI湖沼振動子対応版としてWAREHOUSE-Aよりリリースされました。

振動子ガード T-BUMPERの特徴■強度的対策
T-BUMPER は前方だけでなく 側面 下方 後方からの衝撃から振動子を守る構造になっています
■振動子ケーブルの破損対策
T-BUMPERを付けると 振動子とケーブルの接続部が保護されて隠れます■ケーブルホールド ホール
T-BUMPERにはタイラップでケーブルと振動子ガードを止められる穴【ケーブルホールド ホール】が開いています

タイラップでケーブルと振動子ガードを固定する

たったこれだけで、ケーブルが引っかかった時にその張力はタイラップにかかって振動子とケーブルの接続部は保護されます
高価な振動子を買いなおす必要がありません。最悪でも根元で抜けずに振動子ケーブルが切断されます。ケーブルの切断は修理可能です。
ケーブル切断の場合は修理をご依頼ください 修理依頼はこちら

■振動面の破損対策T-BAUMPERは振動面の横の板がバンパーのように突き出ている構造

振動面が接地する前にT-BAUMPERが地面や岩にあたる構造です

■振動子横側の破損対策
側面をガードしていますので横方向からの衝撃 エレキの上げ下げでも破損しません

ノイズ対策【磁気ノイズ対策】
非磁性体素材 マリンアルミを衝撃でもはがれない素材と分子レベルで結合するイオン加工を施してあります。

【共振ノイズ対策】
ガードのデザインが振動面と垂直になっているデザインです
振動子自体とガードの間に隙間が設けてあり
囲い込まれていないデザインが共振ノイズを排除します

【ボトムロスト対策】
ガードのデザインが振動面と垂直になっていて水を受け止めないで後方へきれいに流すデザインです。エア噛みによるボトムロストは皆無です

■そのほかT-BUMPERの特徴ケーブル固定位置を選べる

振動子ケーブルを前後左右の4か所から出せます。エレキのマウントとの接触を避けて配線することが簡単です。

多彩な対応振動子対応

LOWRANCE
HDI湖沼振動子

LOWRANCE EAGLE
HS-WSBL HST-WSBL
PD-WSBL PDT-WSBL
HS-WSU   HST-WSU
PD-WSU   PDT-WSU

LOWRANCE
DSI振動子

PLUSGAIN
MW-919 MW-1540

NAKI T-RIGGER
T-810
200/83KHZ振動子

HONDEX
TD-01 TD-02
TD-04

ご購入前のご注意

この振動子ガード T-BUMPERをエレキに取り付けるときに
パーカークランプPK-01 税抜700円が必要になりますのでお持ちでない方は
追加でご購入下さい。また、形状上ラダー効果があります。エレキの踏込圧を上げて(操舵を重くする)使うと直進安定性が増します。操舵が軽いままですと直進安定性がかえって悪くなります。フットコンのワイヤーテンションを調整してください。

予めご了承ください
この商品はPLUSGAIN社が製造したものを現在のライセンスホルダーWAREHOUSE-Aがカスタム加工したものです。

1.加工における傷あることを予めご了承ください。

2.取り付けるエレキのモーター径によってはガードはエレキに密着しません。

3.取り付けるエレキのモーター径によっては、形状のゆがみが生じます。適宜必要に応じて調整してください。
形状のゆがみは生じてもエレキに密着していなくても振動子を保護できます

■プレゼント3
LOWRANCE海底地形ファイル変換
マニュアルプレゼント

誰でも海底地形ファイルを購入してLOWRANCE用の地図が作れるマニュアル
を作成しました。無料でダウンロードできます。湖沼の方も国土地理院の数値地図データから無料で近所の湖沼の地図を作ることもできます
詳しくはこちら
■最適な設定 設置 を追及した提案
一つの機種につき振動子の種類だけで16種類 アンテナの適合機種で8種類
通信方式で4種類 使う船のタイプによって取付金具 振動子 架台変化するファクターは無限です。お客様に自分で選んでいただくのは至難の業です。経験と情報の蓄積から最適な機器と設定条件を選び出すことをお約束します。

■BOTTOMHAUS 会員募集LOWRANCE の最新アップデート情報を手に入れるなら
ポイント還元で最大10%還元
たくさんの特典盛りだくさんです
詳しくはこちら

 

 

 

LOWRANCE HDI振動子(淡水用)対応 
振動子ガード T-BUMPER
取付方法
■内容物確認
6mmX70mmボルト  3
6mmナット      3
6mmワッシャー    3
30mmスペーサー   6
100mmタイラップ   5
200mmタイラップ   1
ガードx2枚

最初に振動子ガードの2つ穴にボルトを通し固定します
ボルト→振動子ガード→スペーサーx2→振動子ガード→ワッシャー→ナット
の順で絞めてください。

2つの穴だけ固定してください

振動子の準備HDI振動子(淡水用)振動子を用意します。
プラスティックのステーは取付しません

振動子にタイラップを付けます振動子に200mmのタイラップを巻き
直角交差で2本の100mmのタイラップを設置します

この時タイラップの向きを確認してください

一緒に締める振動子をT-BUMPERに入れてボルトと200mmタイラップを100mmタイラップで一緒に締めます

振動子前方は以下のように締め付けます。

ケーブルの位置を確認してください

振動子ガードにケーブルを固定します

外側から見た形です

ケーブル取り出し口の付近でスペーサーにもケーブルを固定します

パーカークランプの下にケーブルがあることを確認

してください

裏面はこのようになります

振動子先端部 ケーブルが固定され保護されています

前から見た振動子
振動面より突き出したT-BUMPERで
下方向の衝撃も60mm以上の物体ならガードしますエレキ底面から40mmが振動面です
通常はエレキ底面から75mmが振動面ですので
T-BUMPERは35mm低く設置できるので
エレキのマウントとの干渉を避けることができます

最後のボルトを締めて完成です

パーカークランプでエレキに振動子を取り付けてください