ここ数年レーダーと魚群探知機の送受信回路のブロードバンド化が進んでるようですけれどブロードバンド化のどこがいいんですか?。 そもそもブロードバンドとはなんでしょうか?
こんな質問を頂いたのでこの際ブロードバンドについて詳しくご説明させていただきます。わかりにくいこともありますが何とかわかりやすく解説できるように順次コンテンツは改良していきますのでよろしくお願いいたします。
そもそもブロードバンドとはLOWRANCEでは ブロードバンド=広い帯域で周波数変調する連続波 と定義されています
もともと、ブロードバンドは軍事用に開発された波動探査測距分析技術で、レーダー ソナーの技術として軍と研究機関に使用されてきた技術です。 LOWRANCEと同じNAVICOグループのSIMRAD社がこの分野のリーディングカンパニーですが、SIMRAD計量魚探で調査用に使われてきた技術を集積回路化してLOWRANCEの魚探 レーダーシステムに導入しました。 従来の魚群探知機やレーダーは周波数固定 断続波を使用していることからこのブロードバンド(周波数変調 連続波)の採用した機器は大きく性能が変わります。
このブロードバンド(周波数変調 連続波)の素晴らしさは、レーダーに応用するとこれまでの従来型固定周波数断続波のレーダーの欠点を克服するだけでなくおおきな利点を生むことです。
【従来のレーダーの欠点】 従来のレーダーはパルスレーダーと言って周波数固定 断続波です 周波数固定 断続波をブロードバンドに対してナローバンドと表現することもありますが 周波数固定 断続波のために以下のような問題点がありました。
分解能を上げると探知距離が下がる 探知距離を上げると分解能が下がる 大きな出力を出す回路 マグネトロンがいる マグネトロンを使用していると電源を入れて使えるまでに時間がかかる マグネトロンを使用していると放射線被ばくの可能性がある 100m以上ターゲットから離れなければ探知できない 近接する2つのターゲットが一つに見えてしまう
という欠点がありました。
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